2011年12月19日月曜日

今週のゼミ(12月16日) ちぇりー

こんばんは。2週連続登場のちぇりーです。
セバさんがおっしゃっていた通り、今週は3・4年合同ゼミでした。

私からは後半に発表した5人の先輩方の内容を紹介させていただきます。
後半は多文化共生以外のテーマで、バラエティ豊かな内容でした。


①『宗教の行方 -身近にある宗教とのかかわり―』
バリの宗教儀式と日本の宗教儀式を比較していく中で
宗教との関わりを考察していくという内容です。

②『地域開発における文化人類学の可能性 
  -インドネシア東部地域開発の事例から―』
開発人類学を利用した開発についてインドネシアの
事例も踏まえながら考察していくという内容です。

③『イーストウッド映画と現代アメリカのマスキュリニティ
  -表象分析にみるアメリカン・ミソジニー神話の考察―』
現代アメリカ社会における男らしさが
当時どのように作用していたのかを
イーストウッド映画から考察していきます。

④『旅行ガイドブックにおける観光地の演出
  -「文化を書く」ということ―』
旅行ガイドブックやバリを例として取り上げ
「文化を書く」ことについて考察していきます。

⑤『世界商品に隠れた小さな労働者
  -苦いカカオしか知らない子供たちのために私たちができること―』
児童労働の現状を述べたうえで、私たちができることとして
フェアトレードを取り上げて考察していきます。


今回のゼミでは、先輩方が発表で
卒論を書く中で苦労した点を述べてくれました。
先輩方それぞれに紆余曲折を経ながら
第一稿を書き上げたことがとてもわかりました。

また、グループディスカッションでも先輩から
就活について貴重なお話を聞くことができました。
就活ばかりに力を注がないで、卒論のことも頭の片隅に
いつも置いておくことが大切だということが私はすごく心に残りました。

これから就活で苦しんで、そして卒論のことで悩んで
一年後の今頃は先輩方のようになれているのかなあと思ってしまいました。

今週は冬休み前最後のゼミでした。
また来月からがんばりましょう。

2011年12月18日日曜日

今週のゼミ(12月16日) セバ

こんばんはー。
就活と課題とバイト、
この3つをこなしていく日々を過ごしているセバです(汗)

今週は4年生との合同ゼミでした!
4年生の卒論の第一稿提出日でもありました。

ということで先輩方の卒論について
内容を少し紹介したいと思います。

ゼミの前半は多文化共生の枠での発表でした。

①国際理解教育の有効性について
浜松市で行われている国際理解教育について触れ
国際理解教育の重要性と有効な方法は何かを考察。

②ワークショップの可能性について
ワークショップの意義や事例を挙げ
ワークショップを行うことでどのような可能性が生まれるのか
自ら取り組んだワークショップから考察。

このお二人の先輩は、
自分たちの手でワークショッププロジェクトを立ち上げ
実際に浜松市の小学校で多文化共生ワークショップを行い
その報告書をもとに卒論を書きあげるそうです。
私も1日ですが、このワークショップに参加させていただきました。
約10カ月もかけて実現されたワークショップであるので
報告書も含め卒論を早く読みたいです。


③磐田市の外国に繋がる子どもたちについて
磐田市は多文化共生において一歩進んでいる地域。
全体の国際化や教育について触れながら
磐田市の子どもたちへの取り組みと課題は何かを考察。

浜松市でも課題は山ほどありますが、
一歩進んでいる磐田市に焦点を当てているので
浜松市とはまた違う課題があるのだろうと興味がそそられます。


④外国人雇用について
日本の外国人雇用状況や、実際に外国人雇用をしている
企業を例に挙げ、外国人雇用がもたらす利益や課題は何かを考察。

外国人労働者は低賃金で保険に入っていないなど
様々な問題が思い浮かびますが
外国人を雇用することで具体的にどのような利益があるのか気になります。


以上前半の多文化共生グループでした。
後半はちぇりーさんが引き継ぎます。
先輩たちの卒論楽しみだな~♪



そして、発表の合間のグループディスカッションでは
先輩から就活のことについて様々なアドバイスをいただきました。
一言でまとめると~、
『気負いすぎないこと』
これ大事だと思いました!!

3年生のみんな☆
楽しみながらやることはなかなか難しいかもしれませんが
無駄に落ち込みすぎないように
たまにはリフレッシュもしながら頑張っていきましょう(^○^)


ではおやすみなさい。。。

セバでした(゚ω゚)ノ

2011年12月13日火曜日

12月9日のゼミ ちぇりー

こんにちは、ちぇりーです。
投稿が遅くなりすみません。

まずは私の発表から振り返らせていただきます。
私は、『児童労働廃絶に向けて―CSRを利用した試み―』というテーマで発表を行いました。

前回は、大企業における児童労働の実態に焦点を当てて発表しましたが、今回は前回の発表の際に少し話題に上ったCSRについて理解を深めるとともに、児童労働廃絶にCSRをどのように活かすことができるのかということを事例を交えて説明しました。

しかし、その中で出てきた英単語や用語の意味を問われてもまともに回答することができなかったのが今回の一番の反省点だと思います。自分が発表する以上は発表の内容に関しては、細かいところまで完璧に調べ上げることが大切なのだと実感しました。加えて、発表の際のアイコンタクトについても指摘されたので、次回からはより意識しようと思いました。

特に私のテーマは他のゼミ生にはあまりなじみのないテーマだと思うので、どれだけしっかり自分が理解して皆に噛み砕いて説明できるか、そして興味を持ってもらえる発表を作ることができるかということが問われてくるのだと実感しました。

では続いて、セバさんの発表を振り返りたいと思います。
セバさんの発表は、『ブラジルの日本語教育―日本語教育団体の歴史-』というテーマでした。ブラジルでの戦後の日本語教育の流れとともに、ブラジル日本語教育センターへと移行していく歴史を説明していました。

セバさんの発表では様々な団体が出てきましたが、セバさんが自分で作ったという年表に歴史的背景とともにうまくまとめられていて、歴史の流れとともにすんなり頭に入ってきたように思いました。そういったひと手間が短時間の発表の中で理解してもらうために必要となってくるのだということをセバさんの発表から感じました。

反省点としては、口頭説明が少し多かったということが指摘されていました。私もそうですが、パワーポイントのアニメーションの機能をうまく使いながら、見て、聞いて、理解できるような発表を作り上げることが大事なのだと思いました。

セバさんは今後現在の日本語教育についても調べていくということで、今後の展開が楽しみです。

就活も本格化してきました。
そんな中、私は熱を出してしまいました。
忙しい時期ですが、皆さんは私みたいにならないように体調管理には十分気を付けてください。(笑)

今週のゼミ(12月9日) チョコみん

こんばんは。遅くにすみません。

私もセバさんと同様に、日曜日の合同企業説明会in東京へ行ってきました。
会場でセバさんと会うことはありませんでした。
知り合いに会うのが奇跡!と言える程、多くの人で溢れていました。
就活…負けないぞ!!という強い気持ちを持ちつつ、ブログを書きたいと思います。

私は、今回『県境にみる多文化共生―県を越えた連携に向けて―』というタイトルで発表しました。
卒論で扱いたい、静岡県湖西市と愛知県豊橋市についての内容と
県を越えた連携の必要性を訴えるためのプレゼンを行いました。

前回の課題であった、
地域の実情を知ること、
施策のその後を知ること、
加えて、県を越えた連携の有効性を探ること
の3点を中心に調査し、発表しました。

3点のうち、はじめの2点は、豊橋市の担当者の方にお話を伺った時のことを発表しました。
プレゼンの準備をしている時から、湖西市の担当の方へお話を伺いに行っていなかったことを後悔していました。
ゼミ生からも指摘を受けましたが、
12月中に湖西市役所へ訪問する約束を取り付けたので、しっかり調査してきたいと思います。

3点目の「連携の有効性を探る」という部分では、
事例の適切さを簡単に考えてしまい、なぜこの事例が相応しいのか、説明不足であったと共に、
用いる事例の質にしっかりと着目していなかった点が指摘されました。
また、連携のメリットばかりを強調し、デメリットの説明がなされていなかった点も反省点です。
今回、自分のプレゼンは主張ばかりが前に出てしまい、周りに目を向けようとしていない発表、
という印象になってしまったのではと思います。
きちんと説明を加えておけば、改善できたはずです。
聞く人への配慮を無視していたために起こったミスだと思います…。
池上ゼミに所属していながら、こんなミスは絶対ダメですね。
前回、聞く人への配慮を注意深く意識していただけに、
今回はそんなミスを犯した自分に対して本当に悔しいです。

自分が少し気を抜くと、相手に配慮の欠いた、決して良いとは言えない印象を与えること、
少し気を使うことで、相手は受け入れやすくなり、与える印象も大きく変わってくることを
この時期改めて、身をもって感じました。
1つ1つに気を抜かず、丁寧に作業していくこと、もう一度振り返ってみることの大切さを
就職活動で忙しくなるこの時期、もう一度自分に言い聞かせたいと思います。


続いて、ちぇりーさんの発表についてです。
ちぇりーさんは、『児童労働廃絶に向けて―CSRを利用した試み―』というタイトルでの発表でした。

CSRとは、企業の社会的責任のことで、
企業が健全に成長するために保護・促進することを目的とした
企業内外に働きかける制度的義務と責任のことです。

現在までの児童労働に関する国際的指針や行動規範を示した上で、
事例としてナイキの行動規範など、具体的企業を用いて
CSRを果たそうとしている企業の様子を発表していました。

児童労働廃絶のためには、企業側の姿勢が大切であり
CSRはここに関係してくることを理解しました。

児童労働の国際的指針を示す中で、「国連グローバル・コンパクト」
という言葉が出てきました。
スライドの中でタイトルにもなっている言葉でしたが、ちぇりーさん自身
分からないようだったので、事前に調べておくことが指摘されていました。
分からない言葉は調べる=自分の発表に責任を持つこと
なのだと思います。
自信を持って発表に臨むためにも、必要なことなのだと感じました。

児童労働がCSRによって廃絶されることは望ましいことです。
しかし、その後子どもたちはどうやって生きていくのか。
過酷な労働条件の中でも、働き、生きてゆかなければならない子どもたちの
行く末はどうなってしまうのか。
CSRの効果と共に浮かび上がる問題でもあると思います。
ちぇりーさんが、今後どのような考察を行うのかが気になりました!


夜遅くなりましたが、記事を投稿します。
来週のゼミは、先輩方の卒論第1稿発表…楽しみです。
それでは、おやすみなさい。

2011年12月12日月曜日

今週のゼミ(12月11日) セバ

こんにちは、セバです!
昨日は東京で行われた合同説明会に参加してきました。
スーツの軍団が大行進…(笑)
異様な光景でしたが、就活に向けてさらなる気合いが
入りました!!

では本題に入ります。
今回私は
「ブラジルにおける日本語教育~日本語教育団体の歴史~」
と題して発表を行いました。
前回は「ブラジルの日本語教育の変遷」について発表をし、
ブラジルの日本語教育が日本人移民の手で
行われてきたことだというくくりでまとめました。
今回はその日本語教育の中でも、教育団体に絞り
現在でも残る「ブラジル日本語センター」という教育機関は
過去の団体から通じてできているものだということを
発表させていただきました。

反省点としては、たくさんの団体名がでてきたにも関わらず
最後にその団体の流れを一覧でまとめることを
しなかったということです。
そのため私自身もしっくり来ておらず、
みなさまの理解度を増すことができなかったと思います。

全2回の発表で過去にばかり目を向けていたので
今後は現在に絞ってブラジル政府の関与の度合いや
日本政府の支援について調査していきたいと思っています。
卒論への方向性が定まっていないのが難点ですが、
1月にブラジルの日本語学校で働いている先生が来日するので
たくさんお話を聞けるかと思うと今からわくわくです!


次に、チョコみんさんの発表についてです。
チョコみんさんのテーマは
「県境にみる多文化共生―県を超えた連携に向けて―」です。
湖西市と豊橋市の連携に向けて
今回は豊橋市の多文化共生推進プランの把握や
県境の連携の有効性や可能性についての発表でした。
豊橋市については、みんなからの質問で
今まで疑問に思っていなかったところにも
目を向けられたのではないでしょうか。

反省点としては、
連携の可能性を探ろうという意図で
東京都と神奈川県の県境の事例をあげましたが、
その事例の中で人がどういう交流を持っているのか
という質的な面に着目しなかったことで
その意図が私たちにいまいち伝わっていなかったということです。

チョコみんさんの研究テーマは地元民ならではの発想なので
個人的に卒論がどのようになるのか楽しみだったりします☆
今後湖西市の調査も頑張ってくださいね!


お互いいろいろな知識を蓄えながら
卒論(就活も)頑張りましょう(^○^)

2011年12月8日木曜日

ゼミ12月2日 わたがし

ブログの更新大幅に遅れてすいません。
ゼミの発表がおわったにも関わらず、いろいろな課題がてんこ盛りで・・・

今回のテーマは「日本の移民政策の将来像」です。
前回は自分の研究テーマを気持ちの面だけでなく、いろいろなデータから
理由付けをしてみることをしました。
今回はカナダの移民政策について調べ、日本との相違点、共通点を見つけ
て、これからの研究を明確化させることに専念しました。
前回から一週間後の発表というかなりつめつめでしたので、十分な研究が
出来ませんでした。
しかし前回の反省点はすべて生かし、同じ間違いはしないようにしました。
本番ではあまり言葉に詰まることもなく、スムーズに、いやスムーズすぎ
て逆に困るくらいになりました・・・・
これからの研究については、カナダでなければいけない理由と言うのをよ
く考えていかなければならないと言う指摘をいただきました。
カナダとの共通点からそこの理由付けが出来ていると感じていたのですが、
まだまだ甘く、更なる考察が必要だと言うことを認識させられました。
本当にご指摘ありがとうございました。

ではぱおぱおさんの発表を振り返りたいと思います。

ぱおぱおさんは今回の発表でテーマである「人種差別撤廃運動の影響」を
大衆文化から見ていきました。
スポーツや音楽、映画など私たちにもなじみのある分野でしたのでイメー
ジが沸きやすく、興味を引かれる内容でした。
ぱおぱおさん本人は、今回の内容が運動との関連性がみえてこないという
ことでしたが、公民権運動により法律上の人種差別は消えることで、残る
差別は人々の心の中ということになります。
文化というのは人々のこころの中を反映しているものでもあると私は思い
ます。
その文化の中で、黒人が受け入れられてくると言うのは、法律の上だけで
なく本当の意味での人種差別撤廃であり、諸運動の次のステップだと思い
ます。
なのでつながりがないなんてことはないと思います。
研究がんばってください。

就活わけわかりません・・・とりあえずもがいてみます

2011年12月5日月曜日

12月2日のゼミ ぱおぱお

こんばんは、ぱおぱおです。
個人研究の発表もいよいよ2巡目に突入です。

今回の私の発表テーマは「人種差別撤廃運動の影響」です。
その「影響」を大衆文化を通して見るというものでした。

1回目の発表である「公民権運動」では、
アメリカにいる移民(主にアフリカ系アメリカ人)がどのような差別を受けていて、
それに対抗してどんな運動を起こしたのか を知ることができました。
そこで今回の発表は、その運動が起こった時代そして運動以降、社会に与えた影響を知る 
という内容でした。

この発表にあたって文化やマイノリティなど何に焦点を絞るか悩みました。
結局、資料の関係と自分の興味で大衆文化に焦点を当てて進めていきました。

しかし、タイトルに「人種差別撤廃運動の影響」と掲げていたのにもかかわらず、
内容は運動との関連性にあまり触れることができませんでした。
この点は今回の発表の大きな反省点です。
自分でも発表準備の段階で、「しっくりこないなぁ…」と感じていたのですが、
グループディスカッションや先生からの指摘で気付きました。
単に文化を調査することに夢中になってしまい、発表の目的を見失ってしまいました。

今後は卒論テーマを明確化するために、
今回取り上げることの出来なかったアメリカのマイノリティについて調査したり、
アメリカ近現代史を勉強したり、映画を観たりと
知識をもっと増やしていきたいと思っています。


では、最後にわたがしさんの発表についてです。
わたがしさんの今回のテーマは前回同様「日本の移民政策の将来像」でした。

カナダの移民政策を調査し、日本とカナダの相違点、共通点を明らかにしていました。

カナダと日本の、定住している外国人に対する違いを簡単に述べると、
カナダは定住化している外国人に対して寛容であり、
日本は「移民」という概念がないことからも、消極的な考え方です。

このような社会的背景を踏まえた上で、
日本の移民政策の今後を考えなければなりません。

2週連続で準備が大変だったにも関わらず、発表は前回よりも改善されていました。
これからの研究も明確化されていて、
ゼミ生や先生からの意見をたくさん受け入れていけば、満足のいく卒論ができそうですね!


就活も本格化してきました。
発表準備と就活の両立は大変ですが、皆で乗り切っていきましょう!!

今週のゼミ(12月2日) きいろ

こんにちは。きいろです。各自研究発表2巡目のトップバッターを務めさせてもらいました。

今回の私のテーマは「サスティナブル・ツーリズムについて考える」です。前回の発表で大雑把ではありましたが、観光が受入国側に与えている影響を知ることができたので、その解決策とされているサスティナブル・ツーリズムについて、生まれた経緯、現状、課題などを考えようという内容でした。

結論から先に申しますと、私自身サスティナブル・ツーリズムの位置づけ、意味を把握していなかったために、関連した事実を述べただけで、聞いている側にとっては理解しがたいプレゼンだったと思います。問題点としては、

①自分の関心の方向性がまだ定まっていないこと。
②これらの研究の先に何をしたいか漠然としていること。

つまり卒論に向けてどう研究を進めていこうか自分の中ではっきりしていないことが、前回や今回のような曖昧な発表をしてしまった原因だと思います。夏休みに読みたい本から「観光が伝統文化に悪い影響を与えている」ことに興味を持ち、それらの原因や解決策を考えたいと思ったところで、ツーリズムに辿り着きました。今回の改善点で「ツーリズムという言葉に執着しすぎなのではないか」という意見も挙がりました。確かに後期の始めに自分がやりたかった内容と、今やっていることはどこでリンクしているのか、あまり考えずに研究を進めてきたと感じます。卒論に向けては、研究の積み重ねと知り得た情報をどうリンクして結論に導くかがカギとなってくると思います。今回で2回の発表は終わってしまいましたが、1月の卒論に向けての発表のときまでに、自分はどうしたいのか、そして自分が今まで得た知識をリンクしていく作業をしていきたいと思います。

「マスツーリズム」「オールタナティヴ・ツーリズム」「サスティナブル・ツーリズム」と様々な単語の関係性についても、先生からご指摘を頂きました。観光という実在していないものを対象にしているからこそ、それを取り巻く様々なことの関係性を考えることが重要だと感じました。あと、自分自身研究を楽しく進めていけるように、具体例なども調べていきたいです。


続いてIYAさんの発表についてです。

IYAさんは先週、今週と続けて「戦前ブラジル移民の戦後の状況」について2つの時間軸で発表してくれました。今回はブラジルの初期移民による植民地建設がテーマでした。

植民地建設というと、私たちは欧米諸国が行っていたような、他国へ入植して支配するようなイメージを抱くと思います。しかし、ここで言う植民地とは「ブラジルの中にある日本」というようなイメージだそうです。コロノ契約という農業契約が終わると、一部の移民は収入の増大や生活の自立安定を求めて、日本人植民地を建設するようになりました。植民地にも様々な種類があって、移民が原生林を切り開き独自に開拓した植民地、独立自営農として生活できるようにするため日本からの投資で建設された植民地などです。

時代や事実がうまく説明されていて、とても分かりやすい発表でした。何より卒論の最終的な目標に向けて、着実に研究を進めているのを感じました。調べることがたくさんあり、早く研究を進めないとという声もあがりましたが、焦らずに研究を進めていってほしいと思います。


就活が本格化しましたが、力を合わせてゼミも就活も頑張りましょう!

12月2日(2順目)IYA

今晩は。

IYAです。
2週続けての発表&書き込みです。

2周連続はどうなるのかと不安でしたが、
なんとか乗り越えました。

ほっとしすぎていて
blogを書かければいけないことを
ついさっき思い出しました。

今回私は
「戦前ブラジル移民の戦後の状況―初期移民による日本人植民地の建設―」
というテーマで発表しました。

植民地というと他国に支配されている地域をイメージしますが、
今回の植民地はブラジルの中の日本人コミュニティという意味です。

日本人移民たちは移民してから農業契約移民として働くなかで
日本人コミュニティを求める傾向にあったと分りました。

そのため植民地の建設へと進んでいったのです。

植民地建設して数年は様々な困難がありました。

しかし困難を乗り越え、他の植民地にその経験が活かされて発展していきました。

今回の調査では植民地の概要は分ったのですが、
そこに入植していた日本人移民がどういった生活をしていたのかなど
細かいことは分りませんでした。

論文を読んだり、移民の話が書かれている資料を読んで
追及していきたいと思います。


今回の発表は全部で4人の発表者がいました。
私はきいろさんの発表について書かせていただきます。

きいろさんの今回のテーマは
「サスティナブル・ツーリズムについて考える」
でした。

発表を聞いていて
サスティナブル・ツーリズム
オールタナティブ・ツーリズム
が分らなかったため、内容が理解できませんでした。

しかし、双方の意味が分った今、内容が見えました。

移り変わりは
マス・ツーリズム
    ↓
オールタナティブ・ツーリズム
    ↓
サスティナブル・ツーリズム
と時代とともに移り変わっていったのですが、

オールタナティブ・ツーリズム
とサスティナブル・ツーリズムは
起源が同じということでした。

マス・ツーリズムは
観光産業の発達により現地の生活文化を変化させていったもの

オールタナティブ・ツーリズムは
マス・ツーリズム批判によりできたマス・ツーリズムによる弊害を克服するためできたもの

サスティナブル・ツーリズムは
観光地の状態の悪化を回復させ本来の姿にするという近代問題の克服をめざしているもの

です。

きいろさんは今後の課題として
オールタナティブ・ツーリズムとサスティナブル・ツーリズムの違いの追及や
サスティナブル・ツーリズムの実行例を調べること、
また、サスティナブル・ツーリズムをより良いものにするために必要なものを導き出す
ということを挙げました。

今回は双方の違いがあまり分らなかったので、
次回の発表あが楽しみです。


お疲れ様でした。

IYAでした。