2012年10月29日月曜日

2012.10.25 卒論ゼミ ちぇりー

こんにちは!ちぇりーです。


10月25日のゼミでは、作業ノートのサンプルを各自で持ち寄りました。

そして、実際書いてみて疑問に上がったことを全員で順番に発表し、それについて池上先生に説明していただき、疑問を解消しました。

まず作業ノートについて簡単に説明を…。
作業ノートとは、参考文献等に書かれた内容を①引用②要約③言及・備忘といった3つのタイプによって自分なりにwordにまとめ、記録しておくものです。この作業ノートで残しておいたものを卒業論文を書く上での材料として使っていくため、卒論の方向性を決めていくためにも重要な作業と言えるかもしれません。

今回のゼミで、9人それぞれが作業ノートを書いていて疑問に思ったことは様々でした。
みんな同じように不安を抱えているのだと感じました。
質問点として、web上の情報の引用、要約に関する質問、複数の編著者による文献の表記の仕方、注の使い方等について挙がりました。自分の中でもやもやしていたものがスッキリしたのはもちろん、それぞれの疑問点を共有できたことで、みんなの疑問点によって改めて学んだことが多くあり、とても有意義な時間だったと思います。

今回のゼミで私が最も印象に残ったのは、論文集の中のあるひとつの論文を参考文献として使った際の表記の仕方です。その場合には参考文献の欄に、
著者名.発行年.「論文名」編者名『書名』出版社名.ページ数
を明記しなければいけないというものでした。そして、引用、要約した後には、
[著者名 発行年:ページ数]
と編者名でなく、著者名を明記するというのも驚きでした。
私はこのことを知り、論文集のようなものは雑誌と同じような扱いをするんだなということに気づかされました。細かいことですが、こういった書誌情報にまでしっかり気を配った卒論を書けるように配慮して書いてこそ良い論文と呼べるのではないかと思いました。

作業ノートを書き始め、いよいよ本格的に卒論の執筆が始まったなという感じが個人的にします。また、本格的に卒論の執筆へと動き始め、みんなの卒論がどのように完成するのかが楽しみでもあります。しかし、11月中旬には作業ノートを書き終え、12月中旬には卒論の下書きを出さなければならないということで少し焦りを感じ始めてるというのが率直なところです。
ゼミ内で、池上先生が作業ノートを書く事が最終目的ではないということをおっしゃっていたように作業ノートを書く事ばかりに集中するのではなく、最終的に自分の満足のいく卒論が書けるためのひとつのステップとして作業ノート作りに励みたいと思います。残された時間はあまりありません!まずは作業ノートから。みんな頑張りましょう!(^^)!

2012年10月24日水曜日

2012.10.19 卒論報告会 けしごむ



お久しぶりです、池上ゼミ4年のけしごむです。
1019日に卒論中間報告会がありました。
きいろさんに引き続き、今回はその報告会の様子を紹介します^^

池上ゼミは、石川ゼミ、孫ゼミと合同で報告会を行いました。
石川ゼミからは4人、池上ゼミからは8人の発表がありました。
合同ゼミということもあって、学生はいつものゼミとはまた違う緊張感で
発表をしたのではないでしょうか?

石川ゼミの発表者は、フランスの多文化共生、絵画、建築様式、サロンの文化
など、フランスという一つのくくりの中でもそれぞれ違う視点やテーマで
研究を進めていました。中にはフランスの研究ではあるけれども、
私たちのゼミでも研究しているテーマに似ているものがあったりなどして、
聞いていてとても興味が湧きました。

一方の私たち池上ゼミは、難民や移民政策、多文化共生、アジアの研究
というように大きく3つのセッションに分けて発表していきました。
章・節については4月の合同ゼミの発表と比べると、夏休みの研究の
成果もありみんなより具体的・個性的になっているように感じました。


私が今回の合同ゼミのなかで一番印象に残ったのは、報告者の発表の後に
行われた質疑応答・コメントの内容でした。
普段から池上ゼミの中で研究内容についてみんなで共有していますが、
今回の報告会では、私たちの研究内容をまったく知らない人々も発表を
聞いているため、思いもよらない視点からの質問がいくつかあがりました。
その中でも特に、「外国人の方々」、「外国人の人々」という
言葉の使い方について石川先生からどちらを使うのが適切なのか、
という質問をいただきディスカッションをしたことが私にとっては
とても新鮮で印象に残っています。
普段のゼミからは出てこないであろう予想外の質問を受けるのは、
発表者側からすればとても緊張することですが、違う視点からの指摘に
なるほどなあと感じ改めて考える良い機会になったと思います。

池上ゼミでは、これから卒業論文を執筆していきます。
2万字を超える論文を書くというのはとても大変な作業ですが、
学生最後の集大成になるよう、今までのゼミや今回の報告会で学んだこと・
得たことを活かしていけるよう頑張りたいですね^^!!
                  

2012/10/19卒論中間報告会 きいろ

こんにちは。きいろです。

久しぶりの更新となってしまい申し訳ありません。夏休みも明け、4年生も卒論執筆に本腰を入れなければいけない時期になってきました。2年生はゼミ選択の時期ということもあり、ブログを覗いている人も多いということで、先週のゼミの内容をお知らせしたいと思います。

10月19日は卒論の中間報告会でした。

A3サイズ1枚に
・タイトル
・概要
・章、節構成
・参考文献、参考資料リスト
をまとめ、自分がどういう方向でこれから卒論執筆をしていくのか発表するというものです。

いつもとゼミと違うのは、他ゼミ生と合同で報告会を行うという点。池上ゼミ、フランス専攻の石川ゼミで報告会を行いました。

この中間報告会は今年から行われることになり、初の試みということで両ゼミ緊張した中で開催されました。

発表する4年ゼミ生だけではなく、3年ゼミ生、2年生、他ゼミ生、先生など多くの人が参加してくださいました。ゼミの垣根を越えて発表に対する意見交換を交わしたり、発表者にとっても聴講者にとっても有意義な会になったのではないかと思います。私もフランス史などは触れてこなかったジャンルですし、他のゼミがどのように卒論執筆を進めているのかという点は気になっていました。普段池上ゼミのスタイルで進めているので、他ゼミの方向性を聞くことは新鮮で意欲の向上にも繋がりました。

私は卒論で「先住民の現状」として、オーストラリア・アボリジニが抱かれてきた負のイメージを自身の興味のあるメディアの伝え方に注目し、彼らを知ること・伝えることが彼らの将来に繋がる可能性について考察したいと思っています。3年生からこのブログで自分が研究してきた内容について報告してきましたが、1年前に書きたかった内容と全く異なっています。自分が卒論でどのように結論づけたいのか悩みましたが、進路を決めたり、自分の興味を改めて考え直すことで、方向性も自然と定まっていきました。驚くことに、他のゼミ生も大学生活を通して行ってきた活動の集大成、自身が抱いている興味が卒論にその人の個性として表れているのです。先生も「自然とこのようになる」とおっしゃっていて、それを実感して改めて驚いています。

池上ゼミはまだ執筆には入っていません。でも約1年くらいをかけて、章構成や方向性を練って練って練り直します。そのおかげで方針も固まりました。長い時間をかけて決めたこの方針で、自分の納得のいく卒論が完成できるように努力したいと思います。

きいろ