2011年10月31日月曜日

今週のゼミ(10月28日) けしごむ

こんばんは。
投稿がおそくなってしまってすみません
28日の発表担当だったけしごむです。

先週からゼミが本格始動し始めましたね。
28日のゼミは2年生向けにオープンゼミ、また就活に向けてスーツコスプレということもあって、いつもと違う雰囲気で面白かったし、そのせいでいつもより緊張もしました。

私は今回、フィリピンの都市貧困を児童労働という問題に焦点を当てて発表しました。
前回のゼミで後期の研究方針を発表する際に、私は「政府機関」「非政府機関」「児童労働」の3点に焦点を当ててフィリピンの都市貧困の原因や改善策を考えていきたいと述べました。
今回はそのうちの一つである児童労働に関する発表をしました。

今までグループなどでプレゼン発表をしたことは何回かあったのですが、
一人で、しかも20分間の発表ということでプレゼンを作るのは本当に大変でした。
レジュメとは作り方が全然違って色やアニメーション、口頭説明とスライドの連動を
どのように活かせば聞き手に伝わりやすいのか、試行錯誤の繰り返しでした。

ディスカッションでは、プレゼンのアニメーションや口頭説明が良かったという感想を
いただけてとても嬉しかったです。その反面、スライドの文字量やグラフの色などについての指摘も多く、まだまだ改善すべき点がたくさんあるということを実感しました。
また、みなさんや先生から頂いた提案などは私にはない考えも多くあって、
やはりディスカッションの大切さを実感しました。是非、次回の発表に活かしたいと思います!

次に、エリザベスさんの発表についてのコメントです。
エリザベスさんのプレゼンのテーマは「就労支援としての日本語学習」です。
良かった点は、スライドに大きくグラフなどを載せていることでした。
データが見やすく、説得力のあるプレゼンになっているように感じました。
また、私のプレゼンに比べると文字量も適切で見やすい発表だったと思います。

改善点は、グラフの数字に単位がなかったことや、
配布資料で文字と図がかぶってしまっていたこと、また発表時のアイコンタクトの仕方があげられました。

エリザベスさんの発表は強調したい点がはっきりしていたので、就労支援に関する知識がなくても非常に分かりやすかったです。また、プレゼンの中で取り上げられていた日本語学習支援の例も、日本語だけを教えているだけでないという特徴についてもうまくまとめられていたと思いました。

今回がゼミの中での初めてのプレゼンを使用した発表だったので、まだまだ改善の余地があるということに気付かされました。やはりプレゼンはレジュメより個性が出やすい発表だと思ったし、発表者は自分がどういうプレゼンを作るべきか、また聞き手はどんなプレゼンなのかお互いいい意味での緊張があったのではないかなと思いました。回を重ねることでみんなでよりよい発表にしていきたいですね^^*

今週のゼミ②(10月28日) エリザベス

こんにちは、エリザベスです。

10月28日のゼミ第二弾は、
私エリザベスの反省とけしごむさんへのコメントです。
まずは私の発表から…

エリザベス
■テーマ
就労支援としての日本語学習

■良かった点
・表やグラフが適宜使用されていて見やすかった
ppを使っての発表なので、見やすいようたくさん使うことを意識して作りました。
そう言ってもらえて嬉しかったです。
・対象を2つに絞って、特徴をあげたこと
2つの内容を掘り下げてなかったので、わかりやすくするために特徴をあげました。
ただ、指摘があったように、なぜこの2つなのか説明して進めるべきでしたね。

■反省点
・配布資料の案内
すっかり忘れていました。配慮が足らなかったです!
・アイコンタクトが少ない
今回は久しぶりの発表とあって、感覚を掴めず余裕がありませんでした。
独りよがりの発表にならないためにも、アイコンタクトは必要ですよね。
・注目してほしいところはオーバーに表記する
口頭のみの説明でしたが、やはり文字にすることで
より注目してもらいやすく、パッと見てもわかりやすいですよね。
・スライドの進行
今回勝手にスライドが変わってしまうハプニングが起きました。
原因は解明しましたが、皆さんを混乱させてしまいすみませんでした。
「リハーサル」の使い方、注意します。(わたがしさんありがとう!)

■全体
時間をかけて作っていたつもりですが、全体に余裕がなかったな、と思いました
内容ももう少し掘り下げたものにできたらより厚みがあってよかったのに…。
見ている側への配慮が足りなかったと思うので、
次回は見ている側のことをもっと考えたpp・資料作りができるよう頑張りたいです!


続いてけしごむさん

けしごむ
■テーマ
フィリピンの都市貧困 ―児童労働が生み出す貧困の連鎖―

■良かった点
・ストリート・チルドレンの説明
認識にズレがあると理解が進まないので、
私たちのイメージするものと違うのだということがわかり、よかったです。
・貧困の連鎖の図がわかりやすい
流れがわかりやすく、理解しやすかったです。
うまくまとめられていると思いました。

■改善点
・文字量が多い
せっかくのpp発表なので、もう少しすっきりさせたほうが
視覚的に見やすいのではないかと思いました。
・表や図が小さくて見にくい
スライド1枚の情報量が多かったので、2枚に分けるなどできれば見やすくなるかと。

■全体
全体的にわかりやすい発表で、良かったと思います。
児童労働が当たり前だという環境には驚きました。
まとめ方がうまく、理解しやすかったです。


ちょっと思ったのですが、このブログに発表者のppを載せれたら
興味を持った人は内容を見れて面白いんじゃないかな…。

皆さんお疲れ様でした。
チョコみんさんも言っていましたが、次回の発表も楽しみですね!

今週のゼミ(10月28日) チョコみん

こんばんは

今週のゼミで4番目に発表しましたチョコみんです。

ブログの投稿が久しぶりなので、ログインの仕方に少し戸惑ってしまいました。

さて、今週から後期の研究発表が行われました。
後期最初の研究発表で緊張していたのですが、
2年生もゼミ見学に来るということで、少し楽しみにしていました。
でも私の発表時には2年生はいなかったので、見てもらいたかったなという寂しい気持ちと
見られるという気恥ずかしさと半々でした。
…でもどちらかというと寂しかったです。。。

本題に入ります。
私の後期1回目の研究発表のテーマは
「多文化共生社会と地域の関わり」です。

私は卒論に向けて、より焦点を絞っていきたいという意味も込めて
今回は地域でできることに的を当ててみました。

まず、良かった点は主に3つです。
ディスカッション時に皆さんから挙げていただいた
パワーポイントの色の統一や文字の大きさ
プレゼン最後に出した写真でインパクトを与えられたこと
レジュメとパワポのトピックが連動していたこと
などです。

今回の発表を行うにあたって、私はパワーポイントの見やすさや
プレゼンの聞きやすさ、聞く人へのインパクトなどをかなり意識して準備しました。
だから、皆さんに良かったと言っていただけて
ねらいが的中し嬉しく思っています。

しかし、一方で改善点ですが
プレゼンの見やすさを重視したあまり、
聞く人へ情報がしっかり伝わらなかったのではと思います。

自分の中ではストーリーが出来上がっていて、伝えたいことが1筋になっている
つもりでしたが、聞く人にとっては
口頭説明が多過ぎ、繋がりが見えにくかったと思います。
大事なポイントはしっかりレジュメに明記すること
口頭説明が多い時は、アニメーションなど工夫を入れてパワポにメリハリをつけること
など
見やすさは大事ですが、伝わらなければ意味がないので
その点へのもう一工夫が足りなかったと反省しています。

後期初の発表で、さらにパワーポイント使用であることから緊張しましたが
前期よりも、聞いてくれる人と自分とが一体化した空間であると感じました。

だからこそ、自分の伝えたいことを如何にして分かりやすく伝えるかが
大事であり、自分がどんなパフォーマンスをするかだと思いました。
発表の舞台で自分の全てを正確に表現できるようになれたら...と思います。


次に、セバさんの発表についてです。
テーマは「ブラジルにおける日本語教育―日本語教育の変遷―」です。

良かった点は、
目線の投げかけです。アイコンタクトが多く、聞く人の反応を見て発表していた点が
周りを見渡し、配慮のできたプレゼンになっていたと思います。
また、声も大きく、聞き取りやすい発声でした。
パワーポイントの行間も丁度よく、グラフや表などから事前準備がしっかりと
成されていることが伝わってきました。

改善点としては、
レジュメの分かりにくさです。パワーポイントの見出しと
レジュメの見出しが一致していなかったために、レジュメのどの部分の話をしているのかが
よく分からず、メモが取りずらかった点です。
また、強調したい矢印の色とグラフの色が被ってしまい
強調したい色の効果が半減してしまった点も挙げられます。
このことは、色を変えるなど簡単な操作で改善できることなので
自分も含めて気を付けていきたことです。

セバさんの発表はストーリーがしっかりと組み立てられていて、
とても分かりやすかったです。
繋ぎの言葉を意識していたおっしゃっていましたが
まさにその通りで、繋ぎがとても上手く展開が自然と頭に入ってきました。
繋ぎが上手くいかずにストーリーを伝えきれなかった私は
そんなセバさんを見習いたいと思います。

なんだか久しぶりのブログで興奮してしまったのか、長くなってしまってすみません。

次の金曜日はお休みですが
次回ゼミも楽しみです!!

2011年10月25日火曜日

今週のゼミ(2011.10.21) りらっくま

こんばんわ!
りらっくまです。

今回のゼミは夏休みに読んだ文献から考えたこともとに後期の研究に向け一人ずつ方針を発表しました。いよいよ後期池上ゼミ始動開始!といったところでしょうか。
では一人一人の研究方針を私の感想をふまえ書いていきたいと思います。
前半は違う学生が書いたので後半について書きます。

◆「フィリピンの都市貧困」
  ・児童労働について注目することで都市貧困の原因解決策について考える。
  ・政府・国際機関また非政府組織・民衆組織による都市貧困問題への取り組みを見ていく。
  ・自分が疑問に思ったことから問題提起がされていて独自の研究だなと思いました。

◆「戦前ブラジル移民の戦後の状況」
  ・ブラジル移民したある人物・家族と一般的なブラジル移民との比較をする・
  ・奇跡のような出来事が重なってできる研究だと思います。今後がとても楽しみです!

◆「企業とブラジル人―働きやすい環境づくり―」
  ・リーマンショック後どのようなサポートがあれば多くのブラジル人は帰国せず日本
   で働きつづけることが出来たのか。
  ・企業側は彼らに何を求めているのか
  ・前期から大きくテーマを変えてより自分の進路に沿ったものにしたようです。

◆観光人類学・観光文化学
  ・東南アジア諸国の観光の現状を例に含め「観光人類学」「観光文化学」などについて述べる。
  ・私の方針とは違う分野なのでとても興味がわきました。

◆「児童労働の裏に潜む大企業」
  ・企業と児童労働について考察していく。
  
◆「県境に見る多文化共生―ヨコの繋がりと異文化理解―」
  ・多文化共生のためには市や県を越え、協力することが必要だ。
  ・この人だから見つけられた研究方針だな、と思いました。

◆「浜松第3の隣人 その活躍とこれから~フィリピノナガイサとともに~」
  ・フィリピン人コミュニティいに焦点をあてていく。
  ・前期とは大きくテーマ変更をしたようです。既に繋がりがあるようなので、とても貴重な研究になると思います。

次回から個人研究発表になります。
パワーポイントを使ってです。今まで一人で人前でプレゼンしたことなんて勿論ありません。
私の発表日はまだ先ですが、実は既に緊張しています。
しかし大変だからこそ身につく!なんとか乗り越えたいです。ゼミ生の皆で支えあって行きましょう!

また次回ゼミはスーツコスプレ開催です。全員がスーツでゼミに臨みます。いろいろと楽しみです。

2011年10月24日月曜日

今週(2011.10.21)のゼミ  エリザベス

こんにちは、エリザベスです。
今回(21日)のゼミは、前半の発表者分を私エリザベスが担当します。

■今回のゼミ
夏休みに読んだ本から考えたことを元に後期の研究に向けての方針発表

■各テーマ
【わたがし】
 移民~カナダのマルチカルチュアリズムと日本の多文化共生~
【セバ】
 ブラジルにおける日本語教育
【ぴーちゃん】
 浜松市教育委員会に物申す!~外国人児童・生徒の支援政策の提案~
【ぱおぱお】
 第二次世界大戦後におけるアメリカの移民
【りらっくま】
 外国に繋がる子どもたちへの教育+リライト教材
【野菜生活】
 浜松市の社会保障と多文化共生―医療機関を中心に―
  オーストラリア、スウェーデンの医療制度から考える在住外国人への社会保障

■全体
夏休みを経て仮テーマがより確固たるものになった人、
夏休みの経験から新たなテーマを設定した人といろいろですが、
漠然としがちだった前期の仮テーマから、
一歩踏み込んで軸がはっきりとしてきたようだと感じました。
まだやりたいことを自分の中で消化しきれておらず、
言葉にして伝えるのが難しい、私も含めそう思っている人もいたと思います。
これからの個人研究で情報をもっともっと収集して、
外に伝えられる形を作れたらな、と思いました。


次回は、初回個人研究発表(pp付き!)+オープンゼミ+スーツコスプレ と、
オプションがてんこ盛りですが、頑張って乗り切りましょう!

2011年10月18日火曜日

今週のゼミ(2011.10.14) ぴーちゃん

こんばんは。
投稿遅くなり申し訳ありません。
言い訳はせず、本題に入ります。

わたがしさんが言ってくれていたように、前回は3.4年合同ゼミでした。
前期の時にもありましたが、簡潔にいえば、
長い!きつい!ですね。
先生も疲れているのが私たちでもわかる長丁場でした。

私は、前半の5人の先輩の卒業論文のテーマについて書いていきます。
全体的に5人の先輩は、『多文化共生』について卒論を書こうとしています。
私の今後の研究と同じ方向なので、興味を持って聞けました。
私のまとめ方が先輩の方向とずれていることがあったら、ゼミ生のみなさんコメントで訂正をじゃんじゃん入れてください。

■次世代の多文化共生社会への道
    -浜松市の子どもたちにおける国際理解教育の有効性-
これは、池上先生のもと多文化共生事業が計画されていますが、その中でも先輩が中心となり進めているワークショップの企画についての卒論です。国際理解教育の一つのツールとしてワークショップはどのように有効なのかについて考察していくということでした。
このワークショップの企画には私も参加させていただいていますが、先輩たちのリーダーシップや行動力に圧倒されます。国際理解教育はまだまだ浸透していません。先輩が、「この卒論が国際理解教育の参考書になればいい」と言っていましたが、今こそそういうものが必要だと思います。

■LINK. 多文化共生ワークショッププロジェクト
    -ワークショップを取り巻く人々の関係性-
これも、ワークショップ関係ですが、一つ目の卒論とは違い、ワークショップから人との関係について考察していくものです。先輩のモットーである「これをやったら面白くなる。これをやったらみんなが喜んでくれる」そんなワークショップが企画されています。実際の経験からの卒論になるので、説得力がある内容になると思います。

■隣で働く外国人
    -共同社会のしくみとながれ-
企業の内なる国際化について考察していくものです。リーマンショック以後多くの外国人が失業へと追いやられました。やっと就職できても契約社員が多いのが現実です。多文化共生の分野でも労働についてはいつでも議論されてきていることです。今の3年の中で研究する人がいない分野になるので読みたいと思う卒論の一つです。

■共に築く多文化共生のまちづくり
    -磐田市におけるブラジル人子どもたちの未来のために-
外国人児童の教育の問題全般を扱う卒論です。私が今後研究していく分野と似ているので感じてしまうのかもしれませんが、教育というものに広く浅く触れている卒論に感じます。磐田市の経験から考察していくということで、具体的に説得力のある卒論になると思うので、その前の章で教育について述べていく内容を3章の磐田市の例に繋がるように絞っていけたらもっと面白くなると思います。先輩がおっしゃっていた、フィールドワークの必要性はこれからの私たちに必要となってきます。継続したフィールドワークをすることで説得力のある卒論になるのだとわかりました。

■障害者というカテゴリー
    -社会がつくる壁-
多文化共生は外国人との共生だけではありません。障害のある人たちと互いに協力し合って暮らしていくことも多文化共生です。この卒論は多文化共生という言葉の枠を大きくしてくれる卒論です。先輩の説明を聞きながら、先輩だから論じれることだと感じました。私も卒論を書くとき「私だから書ける卒論」を書きあげたいと思えました。

以上が前半の内容です。
生意気な発言が多々あったと思いますが、私が率直に思ったことを書かせていただきました。
私たち3年のテーマを前期後半に発表しましたが、まだまだ討論や調査が足りないことを身にしみました。
一年後の私たちは今の先輩たちのようになっているのでしょうか?
不安になったゼミ生も多いはずです。
逆にやる気が出た人もいたかもしれません。
私たちが一年後今の先輩のように自信を持って後輩たちの前に立てるようにみんなで激しく熱い討論をしていきましょう!

12月に入ると就職活動も始まり、研究がしにくくなってきます。今のうちに研究のための情報集めをして行きましょう。

13人で頑張っていきましょう!!

2011年10月17日月曜日

今週のゼミ(2011.10.14) わたがし

 こんにちは。今回のゼミは、三年生と四年生の合同ゼミでした。
内容は、四年生による卒業論文の構成案の発表です。1時から7時までの6時間、みなさん、お疲れ様でした。集中力が切れかかったところから始まるのが池上ゼミです。正直きついです。では、内容に入っていきたいと思います。

まず、先輩たちのテーマを感想を含めて紹介したいと思います。私が紹介するのは、後半に発表した5人です。前半は違うゼミ生が書きます。

■旅行ガイドブックにおける観光地の演出ー「文化を書く」ということー
「文化を書く」という表現に鳥肌が立ちました。
斬新な視点であるのと同時に、これぞ文化人類学だという声が多数上がりました。どのような卒論になるのか楽しみです。

■宗教の行方 葬儀を通して宗教が地域・人間関係への影響を探る
バリと日本の比較を通じて、共通点や人間関係や地域関係を探っていくという
日本ではすでに形だけの葬儀であり、宗教的な意味を持たないように感じます。
しかし、そこに自分たちにも気づかない様な何かかが作用しているのだとしたら知ってみたいです。

■イーストウッド映画の構造分析から考察するアメリカ・マスキュリニティの変容
ハリウッド俳優であり、映画監督のイーストウッドの監督作品をもとにアメリカにおけるマスキュリニティ(男性性)を考察していく。
映画に描かれている理想の男性像。すごく興味があります。

■地域開発における開発人類学の利用 -よりよい社会を築くためにはー
開発人類学の有効性と地域開発差をタイとインドネシアを事例としてその実態や問題点を探る。
初めて耳にした開発人類学。開発する側とされる側、両方の気持ちを考えさせられました。

■世界商品に隠れた小さな奴隷 
     -苦いカカオしか知らない子どもたちのために私たちができることー
児童労働をなくすためにフェアトレードを通して私たちができることを論じる。
フェアトレードは前にワークショップに参加したことがあるので、興味を惹かれました。少しでも格差のない世界になってほしいです。

以上の通り5人の4年生が5つのテーマ・構想を発表しました。

とりあえず全部聞いたところで思ったことは、4年生ってすごい。研究の動機から概要・目的まで、実体験を生かした、とても説得力のあるものでした。また深く考えこまれてることも伝わってきました。それは質問の対応に表れていて、ほかのゼミ生や池上教授から発せられる質問にも、ひとつひとつ丁寧につまづくことなく答えている姿に安心感があり、あぁやっぱり就活をしてきた人は違うなと感じました。

今週は、私たち3年生が夏休みに読んできた5冊をもとにこれからの研究方針を発表します。夏休みの自分の経験と考えてきたことを全部吐き出せたらなと思います。たぶんみんなも今頃必死になっているんじゃないかと・・

がんばってください。がんばります。

2011年10月10日月曜日

今週のゼミ2(2011.10.07) セバ

絵本の写真です(^○^)




今週のゼミ(2011.10.07) セバ

こんばんはー!セバです。
のんさんに引き続いてみんなが読み聞かせをしてくれた本を紹介します☆

・りらっくま
『わすれられないおくりもの』
この絵本は多くの方が知っているのではないでしょうか。
アナグマが死んでしまったあと
動物たちはアナグマからの
様々なおくりものに気付きます。
命についても考えさせられ
もし一人で読んでいたら涙がこぼれていたかもしれません。

・IYA
『満月をまって』
父と息子の関係について描かれています。
会話がたくさんあるわけではないですが、
息子を思う父の気持ちが伝わってくる絵本でした。
またIYAさんの声と本の雰囲気がとても合っていました。

・のん
『いやはや』
いやはやという猫のお話。
この絵本の中では猫は飛べて当たり前の世界。
でもいやはやは飛べない…
飛ぼうと頑張るいやはやの姿から
頑張ればできる!
という気持ちにさせてくれる絵本です。

・ぴーちゃん
『教室はまちがうところだ』
教師の方が書いた絵本で、
教室は間違えながら成長するところだということを教えてくれています。
小学生はもちろん、先生方にも読んで欲しい絵本だなと感じました。
私もこんな先生に出会いたかったなぁ…。

・ぱおぱお
『せかいのひとびと』
この絵本はサイズが大きいことが印象的でした。
せかいにはたくさんの人がいて一人一人違うんだと
差別について改めて考えさせられる内容でした。
いろいろな国の言葉や文字も載っていて
子どもたちはとても楽しみながら読むことができるなと思いました。

・セバ
『はじめてのおつかい』
いつつのみいちゃんがひとりでかいものをするお話。
転んでもすぐ起き上がり、
最後までおつかいをやり遂げるみいちゃんの姿から
私も物事を中途半端にせずやり遂げなければ
という気持ちにさせられます。


このように、絵本といってもみんな題材はバラバラで
個性が表れていていいなと思いました。
聞いていてこんなお話もあるんだと
物語に引き込まれながら聞くこともできました。
絵本というと子どものためのものでしょと思うと思いますが、
成長した今だからこそ気付く絵本の良さがたくさんあります。

今回はゼミ生同士だったため、恥ずかしさもありましたが
友達が読むからこそいい読み聞かせになったのかもしれません。

とりあえず、
読み聞かせって面白い☆(`・ω・´)ノ
絵本に触れる機会を作ってくれた池上先生に感謝です。

次回は合同ゼミ
とっても楽しみです!

では、おやすみなさい。

2011年10月9日日曜日

今週(2011.10.07)のゼミ のん

 こんにちは。のんです。

後期ゼミ2回目では、池上ゼミ初の試みとなる絵本の読み聞かせをおこないました。
それぞれ思い思いの絵本を持ち寄り、
先生とゼミ生を前に読み聞かせをするという今回のゼミ。
はじめは恥ずかしさや戸惑いもあったと思います。
しかし、やってみるとこれがなかなか面白い!
絵本の選び方や読み聞かせ方に、各自の個性が表れていたと思います。
子どものころに戻った気持ちで、みんなの発表を楽しく聞くことができました。
これからは、池上ゼミ毎年恒例となりそうです^^

では、それぞれがどんな絵本を読んだのか簡単に紹介します。

わたがし
『わたしのせいじゃない ―責任について― 』
白黒のイラストと、いじめのリアルな心情が印象的でした。
最後の写真も衝撃的で、絵本は学校内で起こるいじめを題材にしていましたが、
そこから派生して戦争などの大規模な“責任”についても訴える本でした。

野菜生活
『ろくべえまってろよ』
穴に落ちた犬を小学校1年生が協力して助けるほほえましいお話でした。
本の向きが縦になったり横になったりしたのが仕掛けがあって面白かったです。
最後の結末がはっきり書かれていていないのも、
子どもをはじめ読む人の想像力をひきたてる役割をしていると感じました。

チョコみん
『きつねの窓』
きつねの子どもによりききょう色に染められた指でひし形を作りそこを覗くと、
その人に会った素敵な世界が見える…
私だったら何が見えるのでしょう?
みなさんは何が見えるでしょうか?
また、何が見たいですか?

きいろ
『スモーキーナイト ―ジャスミンはけむりのなかで― 』
1992年のロサンゼルス暴動事件を、ひとりの少年の目線で描いた絵本でした。
絵本を通して世界の出来事や問題を見つめることができると実感しました。

けしごむ
『大きな木』
少年の成長と、その少年のことが大好きな木のお話。
少年の幸せを願う木のまっすぐな気持ちが素敵でした。

ちぇりー
『100年後の地球』
地球環境のこと、温暖化のこと等、深く考えさせられる本でした。
小さなサイズとあたたかい絵のタッチがかわいらしかったです。

みんなが選んだ絵本の簡単な紹介ですが、
それぞれ話の内容もメッセージも異なりとても充実したお話の会になりました。
20歳を過ぎたいま、改めて絵本に触れてみることで、
昔は気がつかなかった視点に気がついたり
懐かしい気持ちで心が温かくなったりしました。

次回は合同ゼミです!
先輩方に卒論のこと、就職活動のこと等、
いろいろなお話が聞けるのが楽しみです^^

みなさん今回もお疲れ様でした。
次回もがんばりましょう!!

のん

2011年10月2日日曜日

ゼミが再開しました

今晩は。
IYAです。

夏休みが終わり、いよいよ後期が始まりました。
今回の夏休みは、本当にあっという間に終わってしまいました。
こうしてあっという間に卒業式を迎えるのでしょう…。

さて、今回のゼミですが、後期最初の授業ということでガイダンスでした。

後期の発表の順番を決めたり、先生から何点かお知らせがあったり、
みんなの夏休みの報告会をしました。

海外に行った学生が多く驚きました。
みんなどうして、そんなに貯金があるのでしょうか。
不思議です。

私の夏休みの一番の収穫は、私の研究内容の一部である、
ブラジル移民へ行った高祖の弟の岩崎喜八氏の子孫が見つかった
ということです。

池上教授がこの夏休みにブラジルへ行かれた際に
家に保管してあった手紙に記されている住所に訪問してくださり、
そこにまだ子孫が住んでいることが分りました。

また、池上教授がサンパウロにあるブラジル日本移民資料館でデジタル検索されたところ、
乗船名簿が見つかりました。
教授には本当に感謝しています。

それをもとにして、岩崎喜八氏が乗船していた船や
これからどんな資料を調べていけばよいのかを教えて頂くために
横浜にある横浜みなと博物館と海外移住史料館へ行ってきました。

詳細は書きませんが、海外移住史料館では小嶋様から
どんな資料を調べていったらよいのかお話を伺ってきました。

静岡県人会があるなど初めて知ることが多く、
貴重なお話をして頂きました。
小嶋様、有り難うございました。

この夏休みは卒業論文に向けて前進できました。

自分のことばかり書いてしまいましたが、
みなさん後期も頑張りましょう!


IYAでした。