2011年5月29日日曜日

ゼミ 2011年5月27日(金) わたがし編

こんばんわ、わたがしです。たぶん一番乗りいただきます。

今回のゼミでは文献発表をしました。
僕が選んだ文献は、「越境する移動とコミュニティの再構築」の第三章、国境を越える移動によるエスニック・アイデンティティの変化~韓国ソウル市中国朝鮮民族の事例から~です。
この章では、李氏朝鮮が日本に併合されたときに新天地を求めて満州へ移住し、その後の満州国崩壊後も残留した人たちやその子孫が現代になり再び韓国へ帰ったときに生じる韓国人とのギャップから起こるエスニック・アイデンティティの変化のパターンについて書かれたものです。

この章についてまとめたレジュメを発表しましたが、ゼミ内で多くの改善点、質問が出てきました。
改善点についてまとめてみたいです。
①朝鮮族についての背景を詳しく書くこと
発表時に僕は、朝鮮族の背景について口頭で説明してしまいました。このことはこの章を説明する上で、確実に知っておかなければいけないことです。また十分に準備期間をとっていなかったために、説明自体もおろそかになってしまいました。
②事例についての背景をしっかりと書くこと
事例を取り上げる際に、ぼくは当事者の”声”のみを書いていました。考えてみると一人ひとりの個人的なバックグラウンドはさまざまであり、その土台の上にエスニック・アイデンティティがあるといっても過言ではありません。次回からは気をつけたいです。
③レジュメのレイアウトについての指摘
レジュメのレイアウトには時間をかけて、また今までの発表者の改善点も意識して作りました。しかし、池上先生もいっていたように、まだまだ詰めの甘いと実感しました。
多くの指摘ありがとうございました。

次にIYAさんの発表についてコメントしたいです。
IYAさんは、「外国人の健康問題と社会保障」についてレジュメにしてきて発表してくれました。
外国人の健康について法的にどのように規定されていて、何が健康を阻害しているのか、また社会保障がどの程度外国人に適用されているのか、そしてこれからの課題について詳しくまとめてありました。
ゼミ内で出たよかった点、改善点、個人的な意見をまとめたいです。
■良かった点
表がとてもわかりやすかった
別紙の資料がついていてよかった
簡潔に言葉が整理されていたこと
■改善点
発表時にもう少しゆっくり話すこと
情報をもう少し絞ること
誤字
表の口頭での説明をもう少し絞りこんだものにすること
■個人的な意見
すこし文字が多すぎるレジュメだと感じました。
でも実際に本を読んでみると盛り込むべきことが多くて、作るのに相当苦労したんじゃないかと思います。外国人労働者といっても幅が広いので、レジュメの内容はそのままで、後半を何かひとつをテーマに強調したものにしたらいいんじゃないかと思いました。(たとえば非正規労働者の社会保障の部分を太字にし、そこを説明していくとか・・・)発表お疲れ様でした。

                                                 わたがしでした。

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