2012年1月16日月曜日

今週のゼミ(1月10日) けしごむ

こんばんは、けしごむです。2012年になって初のゼミも終わり、
3年のゼミは残すところあと3回ですね!早いものですね...

私は今回の発表で、「フィリピンの都市貧困―都市貧困と農村の関係・政府の活動」
というタイトルで発表しました。
これまで私はフィリピンの都市貧困を研究するということで、都市部に焦点をあてて
研究を進めてきました。ですが、さまざまな文献を見ている中で、都市貧困の
要因の一つである農村部の貧困についてももっと詳しく調べなければ、
深い理解はできないと思い、今回は農村の歴史や変化について調べました。

今回のプレゼンの一番の反省点は情報をピックアップしたのは良かったものの、
範囲を限定して示さなかったために、今回焦点を当てた年代(マルコス・アキノ政権時代)
以外のことに関する質問もたくさん上がり、ほとんどの質問に答えられなかった
という点です。
今回のプレゼンでは先生にご指摘いただいたように、扱う範囲の区切りを
はっきりつけることの大切さを学びましたし、なにより、
私自身まだまだ勉強・知識不足だなと実感しました。
プレゼンを準備・発表するうえで、少しずつですが今後の方向性が
見えてきたのでそれに向けて研究を進めていきたいと思います!

次にりらっくまさんの発表についてです。
りらっくまさんの今回のプレゼンのテーマは「二つの衝撃を経て―今後求められる教育
体制像とは―」でした。2008年のリーマンショックと2011年の東日本大震災という
大きな衝撃が日本を襲ったことで外国人コミュニティにどのような影響をもたらしたか、
またそこから求められる教育体制について探る、という内容でした。
りらっくまさんのプレゼンを聞いていて、特に印象に残ったのが東日本大震災で
外国人コミュニティがどのような行動をとったかでした。震災では外国人に正確な情報が
うまく伝達できないことが問題になったけれど、それを助けるように外国人コミュニティが
さまざまな支援に取り組んできたというのはとても興味深い内容でした。
その一方で、そうした二つの衝撃と今後求められる教育体制の関係性が見えない、
一貫性がないという指摘がディスカッションの中であがりました。
りらっくまさんはまだ卒論に向けての方向性が明確には決まっていない
ということだったのですが、ブラジル人・教育ということに対して実際に
かかわり合っているし、その分熱い気持ちもあると思うので、りらっくまさんの
経験がどのように卒論に反映されていくかとても楽しみです!

来週はいよいよ最後のプレゼン発表ですね!就活も本格化してきて大変な時期ですが、
最後まで気を抜かずに3年ゼミみんなでやりきりましょう!!

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