2012年1月22日日曜日

今週のゼミ(2012年1月20日) のん

こんばんは。のんです。
今回のゼミは個人研究発表の最終回でした。
これで3年後期のゼミも残り2回!!早いですね!!
なんだかさみしい気分です。


ではまず、私の発表内容を振り返ります。
今回は「浜松市第3の隣人~フィリピノナガイサの重要性~」と題し、
① 浜松市におけるフィリピノナガイサによる支援の重要性を知ってもらう
② フィリピノナガイサにできる支援は何かを探る
この2点を目的として発表しました。

発表内容は人口統計でフィリピン人を確認し、
在日フィリピン人1.5世代について紹介した後
今年度のフィリピノナガイサについて振り返りました。

今回の発表の1番の問題点は、在日フィリピン人についての統計を見る際に、
フィリピン国籍をもっている人にしか注目していなかった点です。
特に、発表の中で支援が必要だと主張している在日フィリピン人の子どもたちは
その環境において国籍が必ずしもフィリピンであるとは限りません。
普段子どもたちと関わっていながら、基本的なことに気づかず
発表に臨んでしまったことは反省すべき点であると思いました。
ただ数が多いということだけでは支援が必要とはいえません。
生活環境や彼らのおかれた状況をより詳しく知る必要があると思いました。
今回の発表から、1通りの調査結果からわかることのみで満足せず、
多角的な視点をもつ重要性を実感しました。

また、今回の発表の中で自分が経験した子どもの事例を2つ紹介しました。
これは支援の必要性を裏付けるとともに、私たちの身近なところで
悲しい現実とその改善が起きていることを皆さんに知ってもらうために話しました。
フィリピノナガイサの活動を通して、今後良い支援結果の報告が
できるようになるといいなと思いました。
そのためにも研究を進め、今後の活動の糧になるような卒論を作りたいと思います。

では続いてぴーちゃんさんの発表についてです。
「就学前教育の実践と効果」という題にて、就学レディネスの説明をした後
アメリカのプレスクールを紹介し、日本での必要性を説く内容でした。
発表を聞いて、日本で育ってきた私たちにとって普通だと思っていた
就学前教育のあり方も、アメリカと比較することで足りない部分があると
気づかされました。
特にアメリカでは知的能力の項目が就学前から
意識されていることは驚きましたし、
日本でも家庭教育でなく広く公教育として浸透する必要があると感じました。

英語文献も使用したという今回の発表は、
情報量が多かったものの、表・図・グラフを駆使するとともに
流れがしっかりしていて目的が意識された発表だったと思いました。
オリジナルの研究法が斬新で、ぴーちゃんさんらしい発表でした。

改善点としては、
パワポ画面や配布資料のケアレスミスがいくつかあったこと
幼児学校やHighscopeについての理解が不十分であったこと等があげられました。
今回は先生からの厳しいご指摘もありましたが、
今後の研究をより良くするためのものであり
ぴーちゃんさんへの期待の表れだったと思います。
ゼミ生みんながぴーちゃんさんの思いや頑張りも分かってるよ!
そんな姿に私も良い刺激を受けてます。

笑顔があり、各自の研究に対する真剣な眼差しがあり、
時に落ち込むこともありますが
私は自分が成長できる場がゼミには溢れていると思います。
そんなゼミで過ごす3年後期に残された時間もあと2回。
なんだかさみしいです(;o;)
残り少ない今年度のゼミですが、それぞれの卒論にむかって
少しずつ進んでいけるように頑張りましょう!!

長くなりましたが、この辺で失礼します^^

のん

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