2012年2月7日火曜日

1/31ゼミブログ きいろ

更新遅くなってすみません(>_<)1/31で2011年度池上ゼミは幕を閉じました。来年度も会える機会はあるけれど、発表したり、ディスカッションしたり、質問に答えたり、今までみたいにできなくなると思うと寂しいです。では、31日のゼミと一年間を振り返りたいと思います。

31日は卒論の方針を発表しました。私がつけた仮テーマは「異文化間の相互理解―オーストラリア・アボリジニの観光を例に―」です。私は夏休みから後期の発表を通して、観光や観光を取り巻く概念ツーリズムなどを中心に研究をしてきました。「方向性が分からない」「具体例がなく分かりにくい」という改善点を見直し、観光という軸は残しつつ、それに加えて異文化間の相互理解を考えてみたいと思い、このテーマを設定しました。持続可能な観光とされるエコツーリズムやエスニックツーリズムが異文化間の相互理解に繋がる可能性について、自分なりの考えをまとめてみたいと考えました。

「全く違う分野の研究をしていると思ったけど、多文化共生と繋がった気がした」との意見を頂きました。私も全く同じことを考えていました。ゼミに入った当初は多文化共生にそこまで興味があるわけではなかったけれど、皆の発表やボランティア活動を通じての考え、先生からの多文化共生に関するHOTなニュースを毎週聞いていて、影響を受けたのかもしれません。

一方改善点としては「オリジナリティが感じられなかった」という点です。今のままでは既存のデータをまとめただけの卒論になってしまうと指摘を頂きました。せっかく学生の集大成として書く卒業論文。オリジナリティは大切にしたいです。どうやったらオリジナリティが出るのか、何をするべきなのか、次回の発表までに考えたいと思います。

改善点が挙がったものの、紆余曲折を経て、一年間自分の興味を研究し続けたものが今回形になったなと感じました。まだまだ未熟なテーマ・章構成ですが、一年間やってきたことが全部詰まってて、1・2年生での興味や経験も詰まっていて、それが卒論なんだなって思いました。

「池上ゼミは大変そう」という噂通り、私たちのゼミは大変だと思います。でもディスカッションをする力、人前で発表する力、プレゼンテーション能力、様々な力をつけることができました。また、自分を見つめ直すこともできました。ゼミの仲間ともこんなに打ち解け合える、団結できるとは思っていませんでした。2012年度も数少ない機会を楽しみ、充実させたいと思います。

一年間を終えて、本当に自分の成長を感じています。ゼミを通して関わってくださった皆さんに感謝しています。ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

きいろ

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