2011年6月5日日曜日

きいろです

こんにちは。きいろです。ブログ運営委員もやっているので、お目にかかる機会も多いかと思うのでよろしくお願いします。

私は6月3日のゼミで、各自研究の発表をさせていただきました。今回選んだ内容は"ドイツに住む移民の現状"、特にトルコ人に焦点を当てました。私がドイツの移民について調べようと思ったきっかけは、元々ドイツという国そのものに興味があったからです。ドイツという国に興味を持つようになったのは、第二次世界大戦時のドイツの状況、所謂ナチスドイツが支配をしていた当時のヨーロッパ社会について知りたいという気持ちがあったからです。その中でもユダヤ人虐殺など差別、隔離されてきた人々について興味がありました。ゼミでの発表を控えているとき、あるブログを見て、現在のドイツでは移民の暮らしがゲットー化しているということを知りました。ゲットーとは中世~近代に存在したユダヤ人強制居住区域、また現在では特定の人種や社会集団の居住する区域のことを言います。私の最初にドイツに興味を持ったきっかけが、現在の移民問題と結びつく部分があるのだと感じ、今回トルコ系移民について調べるに至りました。

前置きが長くなりましたが、私の発表について感想を書きます。

私が発表するのは実は今回が2回目です。1回目のときは準備不足で全く満足のいく発表ではありませんでした。そのときの反省、他の人の発表で出た改善点を踏まえながら今回の発表に臨みました。レジュメのレイアウト、声の出し方などについては良い評価を頂き嬉しかったです。しかし、先生から読んでる感じにライブ感が足りないとの指摘を受けました。確かに原稿を棒読みしていたと思います。

次に改善点ですが、今回一番の問題点が興味のあると言っていた「ゲットー」について知らなかったことです。質問を頂いたとき説明することができませんでした。他にもプロパガンダ、ネオ・ナチ、ジプシーなど用語説明が必要な単語がいくつもあったのですが、説明をせずに発表してしまい、そこも配慮に欠けていたと感じます。発表する自分が知っていないと、聞く側にも伝わらないので次回から気をつけたいと思います。また発表時間が4分半程余ってしまいました。時間配分も次回への反省点です。

今回はトルコ系移民の簡単な歴史を説明した上で、彼らを取り巻く問題群について発表しました。先生に見せてもらった写真は私の抱いていたイメージと違いました。大体のイメージはつかめたので、次回は1つの事柄を追求するような文献を選び、調べを深めていきたいと思います。

次にぱおぱおさんの発表についてコメントします。ぱおぱおさんも偶然私と同じドイツの移民に関する発表で、聞いていて親近感の湧く内容でした。しかしぱおぱおさんはどちらかというと、政策を中心とした内容で、同じドイツでも知らないことが多く、勉強になりました。

改善したほうがいいなと思ったところは、発表をするとき原稿、情報は一つにまとめたほうがいいと思いました。あと用語説明をきちんとする、時間配分に気をつけるなどは私と共通の改善点なのでこれから気をつけていきましょう。

同じドイツの移民について興味を持っているので、一緒に切磋琢磨していきましょうね。

以上長くなりましたが、きいろがコメントさせていただきました。池上ゼミは本当に毎回学ぶことが多いです。時間も長くて大変だけど、それなりの価値はあります。ゼミ生のみんな、これからも頑張ろうね。

※今回私が発表した文献は、野中恵子著『新版ドイツの中のトルコ―移民社会の証言』(柘植書房新社、2007)です。SUAC図書館にあります。

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